飲料水は通販でペットボトルのものをまとめ買いしていたのですが、置き場所を取ることと思った以上にゴミ処理がたいへんだな…という悩みを抱えていました。
ウォーターサーバーも候補の一つだったのですが、近いタイミングで引っ越しする可能性も高く、もっと気軽に取り入れるならポット型浄水器が良さそうとのことで、ブリタの浄水器を試してみました。
ブリタのポット型浄水器は、水道水を注ぐだけでフレッシュなおいしい水を楽しめるというもの。
独自の高度な浄水技術による浄水フィルターで水道水をおいしい水に、さらにプラスチックごみを大幅に減らして環境にもやさしく経済的というコンセプトの商品です。
以前から存在は知っていたのですが、当時は水道水を飲むことに少し抵抗があり、カートリッジ交換などお手入れの面や維持費のことが気になって敬遠していました。
ただ、コロナをきっかけにリモートワークがメインとなったことで電気ケトルと炭酸水メーカーを新調することになったこと、その際に浄水を使うと良いと聞いて気になり、カートリッジもセットになった「マレーラcool(ろ過容量1.15L)」を購入して使ってみました。
結論からいうと、そのまま飲んでもおいしい&ゴミ出しなどの手間も減っていいことづくし!
今回は、ブリタのポット型浄水器についてレビューしたいと思います。
そのまま飲んでもほんのり甘みを感じておいしい
半信半疑だったのですが、浄水したものをそのまま飲むと甘みを感じて本当においしい。1.15Lという量も、ポットをテーブルに置いておけばグラスにすぐ注げるところがちょうどよく、ラクに水分摂取ができるところもよかったです。
ただ、ポットに水道水を注ぐだけとはいえ、浄水したものを飲めるようになるまでは少し時間がかかるんですよね。ほんの数分なのでたいした時間ではないのですが、人によってはこの部分をストレスに感じる人はいるかも。私自身は、なにかのついでの時間を使ったりしていたので、あまり気にならなかったです。
家電に水アカが付着しづらい
公式サイトでも紹介されているんですが、これ、期待以上でした。大きめの電気ポットだと、使っているうちに塊となったカルキ汚れが付くじゃないですか。アレがすごくイヤで、しばらく自宅で使うことがなかったんです。
でも、リモートワークがメインとなると、特に寒い冬にヤカンや鍋で都度お湯を沸かすというのが意外と手間で。結果的に電気ケトルを購入したのですが、ブリタの浄水のみを使ったところ、お手入れがとてもラク。もちろん、クエン酸などで定期的な洗浄はしていますが、気になるカルキ汚れを目にすることもなく快適です。
ペットボトルごみが激減した
特に夏場のペットボトルごみは、かなり減りました。それまでは、500mlのものを1ヶ月で4ダース以上購入することもあったんです。まとめ買いすれば単価が安くなるとはいえ、今考えるとやっぱり多いですね・苦笑。ゴミ捨てもルーティンとなると気にすることもなかったのですが、いざその作業がなくなるとかなりスッキリしました。
最近は特にプラスチックごみについて問題提起されていますし、環境面で少しでも貢献できている点もいいなと思っています。
気になるコストは?1Lあたり約9円です
※ポット型浄水器本体・マクストラプラスカートリッジ・水道料金を基に1日2L当たり18円とした場合
最近は値上がりラッシュも続いていて、やっぱり気になるのはコストですよね。これを機に、節約を始めている人も多いんじゃないかと思います。私もその一人。
実は、使う前までカートリッジ代がかなり嵩むんじゃないかと考えていました。でも、実際は一般的な2Lボトルの水は約100円であること考えると単純計算で82円、毎日2Lの水を飲むのであれば、年間29,930円節約できることになります。私の場合、500mlボトルで約80円ほどのものを購入していたので…考えるのがイヤになってきました。。
ブリタで浄水したものを炭酸水メーカーで炭酸水にして飲むこともあるんですが、実はこれも1Lあたり約36円ほどのコストでかなり経済的。
総合的に考えて近年でかなりいい買い物をしたと思えるものの一つで、大満足の商品です。生活の変化に合わせて買い替えたくなっても、カートリッジが共通なので余計なコストがかからないのもうれしいポイント。
容量・形など種類が豊富なので、ライフスタイルに合わせたものを選ぶのがオススメです。